災害時の非常食として広く認知されているは、乾パンです。乾パンは、賞味期限が5年もある長期保存食で、調理の必要がなくそのまま食べる事が可能で、缶に入っているので破損が起き難いというメリットがあります。
さらに、温度変化にも強く夏場でも腐りにくくできており、滅多には変質が起き難い乾パンは、救援物資が届くか分からない状況下において心強い非常食とされてきました。
しかし、実際に乾パンを食事として食べると、非常に硬くパサパサしているので喉が渇きやすくなるというデメリットがあります。災害時には、水分は大変貴重品なので、無駄に喉が乾いてしまう乾パンは致命的です。
また、高齢者になると噛む力が衰えているので、食べるのが非常に困難です。すぐに救援物資が届き、食糧が確保できる状況であれば、1日位は3食乾パンでも問題無いでしょうが、1週間以上も乾パンの食事が続くと、水分も減ってしまいます。災害の際に、食糧の配給ラインが確保できるまでには、最短で3日と言われているので、可能であれば10日間分は非常食を準備しておく必要があるでしょう。
現在では、乾パン以外にも簡単に食事をおこなう事の出来る、レトルト食品や乾物などが豊富にあります。水で炊飯可能とされるアルファ米などは、長期保存が可能で、普段から使用することが可能です。また、缶切りを準備しておけば缶詰は保存も利くし、味のバリエーションもあるので有効です。
缶詰なら容器ごと温める事も可能で、肉類の缶詰や総菜になっているものでも特に困難なく食べる事が出来ます。また、チョコレート類はストレスを軽減させる効果があり、少量でもカロリーを確保できるので、用意しておくといいでしょう。
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